「Kindleを出版したけど売り上げはどうやって確認するの?」
「それぞれの数字の意味はなに?」
自分の書籍をどのくらいお読みいただいたのか、反響が気になるもの。
本記事ではKindle出版を経験したやまね(@yamanebass)がKindle出版後のレポートの見方についてご紹介します。
眺めていると次回出版する際の改善点も浮かぶことがあるのがレポート推移。
ぜひ最後までお読みいただきチェックの方法を確認してみてください。
Kindleの売り上げ確認方法とレポートで見るべき主な数値を解説
出版したら反映されるKindleの売り上げレポート。
ここからはKDPでのレポートの表示方法とそれぞれの数値の見方をご紹介します。
レポートの表示方法
具体的な数字になると「あぁ出版したんだなぁ」と再認識します!
レポートの主な数値と見方
レポートの主な数値には以下のようなものがあります。
- 販売数……日ごとに書籍がどのくらい売れたかがわかります。
- 既読KENP……Kindle Edition Normalized Pagesの略。読者が初めて読んだページ数のみがカウントされます。
- 今月の販売数……今月の販売数と払い戻し数がわかります。
- 支払い……売り上げと既読 KENP に対する支払い情報です。
既読KENPを報酬の対象にするのであれば出版の段階でKDP セレクト(Kindle出版の際の価格設定のうちのひとつ)に登録する必要があります!
出版申請のときに選択できるところだね!
参考記事>>KDPセレクトとはなに?メリットやデメリットについても解説
ベータ版が便利。活用してみよう
KDPのレポートにはスマートフォンでの閲覧もしやすい「ベータ版」があります。
注文、ロイヤリティ、および支払い情報を一箇所で見られるため通常のレポートよりも数字を確認しやすいでしょう。
わたしも普段ベータ版で確認しています!
例えば「ロイヤリティの見積もり」では推定額にはなりますが、収益累計と推移を折線グラフにて確認できます。
Kindleの売り上げ支払いスケジュールと最低支払い金額を解説
ここからは気になるロイヤリティの支払いスケジュールと最低支払い金額をご紹介します。
支払いスケジュール
KDPでは毎月、売り上げが報告された月の末日から60日後に支払いがされます。
例えば2021年11月1日から11月30日までの売り上げは2022年1月29日に振り込みされました!
振り込み時期が近くなるとAmazonからも「2 ~ 5 営業日以内に、ご登録いただいた銀行口座へ直接入金されます」とメールが送られてきます。
確認すると「アマゾンインク」の名前で振り込まれています!ありがたや。
最低支払い金額
Kindleのロイヤリティには最低支払い金額がなく、どのような少額の発生であっても支払いされます。
アフィリエイトではよく最低支払い金額があるよね!
わたしもたまに「ドイツギンコウ AMAZONブン」の名前から振り込みがあります。
7円とかですが(笑)
他国から少しでも読んでもらっていると思うと不思議な感覚だね!
まとめ|出版してからも学びが多い。Kindleの売り上げレポートを確認しておこう
実際に報酬が支払われるタイミングでもうれしさを感じるKindle出版。
ここまでをまとめると以下のとおりです。
- レポートでは注文数や既読KENP、獲得したロイヤリティといった数値が確認できる
- ベータ版のレポートがわかりやすく便利
- Kindleのロイヤリティは少額でも振り込まれる
出版後もレポートを見ることで何かと学びが多いKindle。
次への対策やマーケティングを考えるために、ぜひKDPのレポートをチェックしてみてくださいね。