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「Kindle出版に興味があるけれど、どんな流れで何をするのか全くわからない」
「原稿はどこに出すのかわからない」
「何をどういう順番でやるとストレスなく出版できるのか知りたい」
このページにたどり着いた方はそのようにお思いの方も多いのでは。経験がなければ、出版方法が未知すぎて何から手をつけていいのかわからないと思ってしまうかもしれません。
結論からいうと、順序立てておこなえばすごく難しいものではありません。
本記事では、しがない酒のみ副業OLだったところから無事に電子書籍出版まで達成したやまね(@yamanebass)が、Kindle出版の全体的な流れをお伝えします。
- Kindle出版までの大雑把な流れ
- それぞれの過程を踏む理由
- なぜいまKindle出版をおすすめするのか
ざっくりと予習し、大まかな流れをつかんでスムーズに出版へと駒を進めましょう。
Kindle出版の流れ・やり方とは
ここからはKindle出版の流れをご紹介します。
どのような順番で何をすればよいのか、全体像を把握しましょう。
1.自分の強み・テーマを決める(自分が書けることの棚卸し)
電子書籍全体を貫くテーマがブレてしまっては、読んでいる間に読者が迷ってしまうだけでなく、刺さらない文章になってしまう可能性も。
まずは「自分が何を持っていて、何を与えていくのか」決めてみることです。
軸が一本立った状態で書くとまとまりが生まれます。伝えたい方へ、より「伝わる文章」になるといえます。
2.タイトル・章立てを決める
全体の骨組みを作ることで同じく全体のブレを防げます。
仮でもタイトルを決め、章立てを作ってみましょう。
1.でおこなったことをマインドマップに落とし込んで思考を整理しながら書いていきます。
章ごとになんとなく書きたいことが浮かび最後まで執筆しやすくなりますよ。
3.文章を書く
いよいよ文章執筆。まずは最後まで書ききり、何度も見返して推敲します。
ここでのポイントは、とにかく最後まで章立て間を文章で埋めることです。
あまり時間をおかず、できれば数日で一気に書いてしまうとよいでしょう。
途切れ途切れ書くよりも自分が何を書いたのかを覚えていられるため、情報の重なりを防げますよ。
もっと知りたい方は電子書籍の書き方についての記事も参考にしてみてください。
4.推敲する
いざ書いた文章を見返すと、直したいところがたくさんあることに気づくはずです。
書いた文章を整えて、推敲・修正します。
推敲するたび深みを持たせられ、読者に伝わりやすい文章になりますよ。
5.校正する・校正をお願いする
誤字脱字があると電子書籍としての信頼を失うどころか、その時点で読まれなくなってしまう可能性があります。
推敲が済んだら、文章を校正していきます。プロにお任せするのもおすすめですよ。
表記揺れや誤字脱字がなくなると一冊の電子書籍として統一感が出て、より一層読みやすくなるでしょう。
参考記事>>電子書籍には校正が必要な3つの理由!無料でできる校正方法もご紹介
6.EPub化する
原稿を電子書籍として出版するには、適切なファイル形式へ変換する必要があります。
自分でツールを使ってもできるようですが、ココナラでお願いするのもひとつの方法です。
わたしもココナラでお願いしました!
この作業を経て原稿を適切なファイルに変換することで、文章を読者に届けられるのです。
参考記事>>EPUB(イーパブ)形式とは?電子書籍はEPUB形式一択な理由
7.表紙を作る
表紙は興味を持ってもらうための、大切な本の顔。
本屋や電子書籍で自分が惹かれた表紙を書き留めておき、要素を参考にしながら自分の作品へと落とし込むのです。
パッと目を引き、「読んでみたい」と思っていただける表紙に近づきますよ。
わたしがおこなった表紙作成方法も載せておりますので、ぜひお読みください。
8.KDP登録する
作品をKindleとして発売するには「KDP」と呼ばれる、Kindleストアで電子書籍を販売するためのサービスへ登録する必要があります。
出版前であればいつのタイミングで登録しても問題ありません。
外注した待ち時間などにおこなうのもおすすめですよ。
登録は無料でできるんだよね♪
画像付きで登録方法をご紹介していますので確認しながら登録してみてください。
9.出版登録する
EPub化が終わったらいよいよ登録しておいたKDPへ出版情報を登録します。
税に関する登録や収益に関する登録と複雑なことがありますので、あせらずひとつひとつ慎重にこなしましょう。
途中で入力情報保存もできるため、何回かに分けて作業可能です。
ここを慎重にしないと、あとで「こんなはずではなかった!」と思ってしまうこともありますので注意が必要です。
反映時間はそれぞれ。
わたしの場合は出版ボタンを押して2時間程度で反映しました!
最大で72時間(3日)かかる可能性もあることを頭に入れておくとよいでしょう。
また、KDPにアップロードした原稿は出版後も再度アップロードできます。
10.著者セントラルへ登録する
KDPに登録して出版ができるようなると、著者セントラルでプロフィールを登録できるようになります。
プロフィール文は何かの待ち時間に作っておくとよいでしょう。
わたしも校正やEPub化の待ち期間にGoogleドキュメントにプロフィールを下書きしていました。
アイコンはX(旧Twitter)と同じでよいでしょう。むしろ、同じ方がX(旧Twitter)上でも同一人物だとわかりやすく、日頃発信も届き易くなると考えます。
参考記事>>Amazonの著者セントラルってなに?登録方法とメリットを大公開
11.プロモーションする
どんなに自分がいまの状態でべストだと思える原稿を書いても、知られなければ読んでもらえません。
「世界の秘境!」などという言葉がありますが、見つけてもらったから人気になって人が訪れるわけですよね。見つけられなかったら誰も知らないひとつの土地です。
自分の電子書籍を宣伝して手にとってもらえるようにします。わたしもそうですが、自分をアピールすることが苦手な方は躊躇してしまうでしょう。
ですが、思い出してみてください。あなたは何を届けたいと思って原稿を作りましたか。
届けたい方にも届けられて、悩みなどを解消していただくために、宣伝することです。あなたこそが読者の痛みを和らげられるひとなのです。
12.カテゴリーを申請する
最初に出版したあと、Kindleカテゴリーに関しては最大で2(本カテゴリー含む)カテゴリーに登録が可能です。
しかし、追加申請をすれば10カテゴリーまで登録できます。
カテゴリー申請を早々におこないましょう。
目に留まり易くなる場所が増えて、手にとってもらえる可能性も高まるといえます。
伸び続けている、電子書籍の市場
インプレス総合研究所が発表したレポート、『電子書籍ビジネス調査報告書2021』によると電子書籍の市場規模は以下のように記載されています。
- 2019年度……3750億円
- 2020年度……4821億円と推計されている
- 2025年度……6700億円を超える市場に成長すると予測されてい
市場は拡大しており、試行錯誤して質のよい作品を作ったら多くの方に届けられるチャンスは十分にあるのです。
やまねが出版した電子書籍の宣伝
なんとなく将来に不安を覚え、疲れやすい自分を憂いている――。
自己肯定感もあまり高くなく、自信がないのが常。
飽きっぽく、あまり続かない。そんなとあるOLの背中を押してくれたWebライター。
誰かに成功体験を手渡して小さな光を見つけるような体験していただきたく書いた一冊。
タイトルは『休職で絶望したわたしが副業Webライターで月5万円稼いで自己肯定感をあげた方法』
特典も好評をいただいているとかいないとか。
まとめ|1冊出版したら流れがわかる。まずは出版する勇気を持って
初めて取りかかる際にはわからないことが多いKindle出版。
正直いうと、無責任に「簡単」とはいえませんし、途中で心が折れそうになるのも事実です。
「本当に未知すぎてどんな工程があるのか知っておきたい」というも多いでしょう。
今回の記事を参考に、ざっくりとでも流れを把握して、Kindle出版のゴールへと近づいてくださいね。
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