「電子書籍に目次があるとどんなよいことがあるの?」
「目次はどうやって作ればよいの?」
なんとなくあるとよいのがわかっても、目次の重要性や作り方を詳しくは知らない方も多いのでは。
結論からいうと、電子書籍作成に目次作りは欠かせません!
なぜなら、読者にとっての読みやすさを上げてくれるものだからです。
本記事では電子書籍を出版し、ベストセラー1位も獲得したやまね(@yamanebass)が目次の重要性と作り方をご紹介します。
最後まで読んで、読みやすい書籍にするためにしっかり細部まで作り込んでみてください。
電子書籍の目次にはハイパーリンクをつけるべき!その理由とは
直接読みたいページへ移動できるハイパーリンク付きの目次。
電子書籍を読む際、読者からは以下のような需要があるでしょう。
- 最初から飛ばし読みしたい
- 読み終わったあと印象的な文章に戻りたい
- 調べごとをしており、参考になる章のみ読みたい
本の読み方は読者ごとに異なるもの。
読みたいページをすぐに表示でき、読者の読みやすさに味方します。
電子書籍の目次の作り方を解説
ここからは、電子書籍の目次の作り方を自分でおこなう場合、プロに依頼する場合に分けてご紹介します。
どのように作成すればよいのでしょうか。
でんでんコンバーターでおこなう場合
でんでんコンバーター(ファイルをEPUB形式に変換するWebサービス)で見出しを作成するには、「#」(半角シャープ)を使います。
Googleドキュメント、もしくはWordで書いた文章の見出し部分を#、##、###といた記号で挟むのです。
これをマークダウン(HTMLを、テキスト上で簡略化して表記する言語のひとつ)といいます!
他にもそれぞれある、改ページ、太字にするといったマークダウン記号。
例えば、#(シャープ)がひとつだと見出し1、 #(シャープ)がふたつだと見出し2……となります。
見出しは6まで設定できます!
実際にテストしてみます。
「#」の数で見出しの階層を変えます!
#がふたつだから見出し2。みっつだと見出し3だね!
見出しの階層によって自然に目次の文字が下がります。
他にも改ページ、太字にするといったマークダウン記号があります。
ちなみにわたし自身は現時点ではでんでんコンバーターを現時点でテストでしか使ったことがありません。
今後使うことがあれば手順を載せていこうと思います!
プロにお願いする場合
EPUB化そのものをプロにお願いすることもあるでしょう。
大切なのはどこまで目次にするのかを指示書もしくは取引メッセージ内で明確に伝えることです。
ちなみにわたしの場合はGoogleドキュメントで執筆し、もともと見出しを作っていたので見出し2、3までを目次に含めていただくように依頼しました。
その他、太字にする部分などもあれば(追加料金がかかるかもしれませんが)それもまた漏れがないようにお伝えします。
Googleドキュメントで指示書を作って取引メッセージでお渡ししました♪
まとめ|目次は読者の有用性が上がる。必ずつけよう
見たいページにすぐに飛べて読みやすさを上げる、電子書籍の目次。かならずハイパーリンクをつけておくことです。
以下のようなことを覚えておいてくださいね。
- 目次に入れたいところを明確にしておく
- 見出し2、3のように階層を分けておく
- プロにお願いする場合は明確に依頼する
しっかり目次を設定して、ぜひ構造的にも読みやすい電子書籍作りを心がけてみてください。
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